長閑【短編集】



「ない〜。」

「いい加減諦めろよ。」

「絶対探す!!」


…全く、これだけ探しても見つかんねーのにまだ探すのか?

「あった!?」

彼女は突然声をあげて俺を見た。

手にはクローバーを持っているが、


「残念。三つ葉だね。」

俺がそう教えてやると彼女は膨れっ面になって睨んできた。


…そんな目で見るなよなぁ。