君の家をあとにした。 今度は、僕の家に向かう。 君は、全く緊張していなかった。 寧ろ、車の中でお菓子を食べながら寛いでいる。 車で約一時間後、僕の実家に到着した。 千葉県にある普通の一軒家。 僕は、家のチャイムをならす。 すると「はーい」と大声で言いながら玄関のドアが勢いよく開いた。 僕のおかんが「いらっしゃ〜い!さ、あがってあがって!」と元気よく出てきた。 僕のおかんは、田舎のおばちゃんみたいな人。 おとんは、お祭りや酒好きなおっさん。