昼過ぎに目覚めた殿は、参内は諦めても中宮御所へは無理に参上しました。 そんな様を苦々しく見ていた私とは違って、宮様はいつも通り殿の身なりを美しく整えられます。 少しみっともなくしてしまえば良いのにと思ってしまう私は、やはり心が醜いのでしょう。 殿は、宮様の素晴らしさに心が痛まないのでしょうか。