その翌年、麗景殿様は女御子をお生みになりました。 ほっとした一方、これまでのうちの姫宮への御寵愛が奪われるのではとも思いましたが、東宮様は本当に分け隔てなくお二宮を可愛がってくださいました。 そして東の方は、若君をお生みになりました。 宮様は御丁寧に贈物などなさって東の方に御祝を伝えられ、若君のお召し物など御手ずから縫われました。