そしてすぐ、実家に下がりました。 父上が、御子を授かった身で、いつまでも尚侍として内裏にいるのは軽々しすぎると仰ったのです。 案の定私は、父上の権勢で、女御の身分にも劣らないような華やかさで内裏を下がりました。 それもこれも、お腹の御子がお世継ぎかもしれないという期待からでしょう。 そんな父上に反抗心がわいて、御子が姫だったら良いとさえ思いました。