「俺のことリョウって呼べよ。」 ちょっぴり偉そうに でも照れくさそうに言った良君の言葉も忘れられないんだ。 良い男と書いてヨシオ。 「オッサン臭い名前つけたジイチャンを恨むよ。 だからせめて彼女にはリョウって呼んでもらいたいんだ。」 鼻の頭をかきながらはにかんだ笑顔を向けられて胸が苦しいくらいに動いたんだ。 彼女限定の呼び名。 私だけが特別だよって言ってくれてるみたいで恥ずかしくて…。 でもとってもとっても嬉しかったんだ。