変えたくても変えられないなら、それはもう仕方の無いことなんだよ、きっと。 仕方ない、って思わせてくれたのは他でもない浩介だ。 自分の気持ちを伝えても、変わらず私達は仲良くしていける。 それを教えてくれたのは浩介だし、ダメだったからって腐らずに前向きに考えられるようになったことは。 立派な変化、そうでしょ? 昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り響いた。 私達は隣同士、仲良く並んで教室へと戻って行った。