「私は浩介にとって、大事な幼馴染みなんだ。」 「そうだよ。」 「じゃあ…幼馴染みの戯言として聞いてよ。」 私は浩介の制服の袖から手を離すと、この数年間ずっとずっと言いたかった言葉をついに言い放った。 「私、浩介が好きだよ。」