「な、なんでこの態勢なんだよ」
「地面に頭つけてたら痛いだろうと思って」
「平気だっつーの」
ガラにもなく赤面する俺。
しかも急に起き上がったもんだから、体のあちこちが痛む。
「アキ、これで冷やせ」
健吾はそう言って、シャツでくるんだ冷たい缶ジュースを俺に渡した。
「……あぁ」
俺は素直に受け取り、それで頬を冷やす。
……いったいどのくらい、気を失ってたんだろう。
健吾はずっと起きて、俺の介抱してたんだよな?
てか、こいつの方がケガひどいんじゃねぇの?
チラッと健吾の方を見ると、案の定、みごとにボロボロのヨレヨレだった。



