LIFE!(LOVE and DAYS・番外編①)


「そうだけど……誰っすか?」


「カナだよ。あ、佐山の彼女って言った方がわかりやすいかな?
その携帯ね、あたしのなんだ」



……やっぱり。


俺は重い気分になりながら、ベッドに腰を降ろす。



「で? 佐山さんの彼女の携帯が、なんで俺の鞄に?」


「さぁ。なんでだろうね」



クスクスと小さく響く笑い声が不快で

俺は、さっさと話を終わらせたかった。



「なんかよく分かんねぇけど、携帯が必要なら今から持って行きますよ?」


「ううん、いいよ。まだ佐山といるし」



は? 

彼氏の目を盗んで電話してんのかよ。


たいした根性だな、この人。