うん、きっとそうだ。 人違いに決まってる。 という結論に達した俺たちは、拍子抜けした気分で、桜中を後にした。 ちなみにこのときの、ヘラヘラ男“シン”は、のちに俺たちの大親友になるわけだが それはまた、数年後の話ってことで。 結局、桜中まで無駄足をふんだ俺たちは、夕方ごろ地元に帰ってきた。 健吾は佐山さんに原付を返すため、佐山さんたちの溜まり場になっているゲーセンに向かった。