LIFE!(LOVE and DAYS・番外編①)


時刻は夜の9時を過ぎていた。


いくら健吾が悪ガキとはいえ、小学生が外をふらつく時間帯じゃない。



「心配だから、お母さんも探しに行ってくるわね。
アキはお父さんが帰ってくるまで、玄関の鍵を開けずに待ってるのよ」


「う、うん……」




ツチノコ探しのことは、大人には言えなかった。


それはたぶん、子ども心に芽生えた罪悪感からだろう。


俺が健吾の誘いを断ったせいで、あいつはひとりで山に入ったんだ。




オカンが出て行った数分後。

俺はとうとう耐えきれず、家を飛び出した。