LIFE!(LOVE and DAYS・番外編①)


「そっか。じゃあ仕方ねぇな」



健吾は少し寂しそうに言うと、入ってきたときと同じ窓から教室を出て行った。








事件が起きたのは、その日の夜だった。




「……いえ、うちには来てませんけど。ええ」



風呂から出た俺は、電話で誰かと話すオカンの声を聞いた。


受話器を置いてふり返ったオカンの顔は青ざめていた。



「どうしたの?」


「アキ、健吾くんがどこに遊びに行ったか知らない?」


「え……?」


「放課後にランドセルを置いて出て行ったきり、まだ帰ってこないらしいの」