「なんと、紛らわしい…これで、もう猫はいないよな」

「はい!4匹で全部です」

「4匹もこの寮で飼えるか?」


緑は言いました。


「えっ!駄目ですか…如何しましょう」


姫は悲しそうな目をした。


その目を見て寮生達が…


「大丈夫だ!この寮で飼えばいいんだ!」

「そうだぜ!世話は俺達も手伝うし」


その様な事を言ってきた。


「ありがとうございます。皆さん、優しいですね」


姫は笑顔で言った。


その笑顔で皆が、完全にやられた。