stage6 猫・大捜索 +*+ 「自分の猫は、他の人に懐かないんですよ」 姫は顔が真っ青になっている。 飼い主にしか懐かない猫を他人が捕まえられるはずが無い。 それに、危害を加えないとも限らない。 「早く、見つけてやらないとな」 「はい」 姫は笑顔で返事を返す。 緑はその笑顔を見て、顔を赤く染めた。 意外とそういうのに弱い人。 「どうかしました?」 「いや、何でもなー///」