stage6 猫・大捜索







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「自分の猫は、他の人に懐かないんですよ」


姫は顔が真っ青になっている。


飼い主にしか懐かない猫を他人が捕まえられるはずが無い。


それに、危害を加えないとも限らない。


「早く、見つけてやらないとな」

「はい」


姫は笑顔で返事を返す。


緑はその笑顔を見て、顔を赤く染めた。


意外とそういうのに弱い人。


「どうかしました?」

「いや、何でもなー///」