「お疲れ様です!Princess Decoyさん」


あるスタッフが言いました。


「そちらも疲れたんじゃないですか?私なんかに付き合ってくれて」


Princess Decoyはニコリと笑顔で言った。


「いっいえ!とんでもないです!嬉しかったです!自分、Princess Decoyさんの
大ファンなんです!もし良かったら、握手してくれませんか!」

「私のファンですか!嬉しいですね!握手ですね、いいですよ」


Princess Decoyはスタッフと握手した。


「うわ~!自分、凄く嬉しいです!」

「それは、良かった」


ニコッと笑顔で言った。


その場にいた者が顔を赤くする。



いつものキリッとしているイメージとは別の顔を見たからである。