~学園長室~
「如何したんですか?姫」
「ヒクッ…」
「泣いていては解りませんよ!それに、姫には泣き顔じゃなくて笑顔が1番ですよ」
そう言って、姫の頭を撫でた。
「…学園長」
「何があったんですか?」
学園長はいつもとは違って優しい声だった。
「皆に…自分が、PDって事が…」
「バレてしまったのですね」
「そうなんです…」
姫は言いました。
「それで、何と言われたんです?」
「…″仲間じゃないって″…1番、信頼してた人に言われちゃいました」
姫は哀しい笑顔で笑った。
「教室に戻り難いですか?」
姫は小さく頷き、下を向いた。
「…じゃあ、戻りますか?有栖川に」
学園長のその言葉に、姫は顔を上げた。


