「何か、裏切られた気分だ」
緑は静かに言った。
「待って下さい!自分は、裏切る気なんてないんです」
「でも、黙って僕等の傍にいたのは真実でしょ」
日向は静かに言った。
「仲間ってさ…隠し事なしじゃないの」
鳳明は言いました。
「…」
姫は黙ってしまった。
沈黙が続く。
そして、それを打ち破った者がいた。
「桜は…」
緑は言いました。
「桜は、仲間じゃない」
緑のその言葉に姫は止まった。
そして、姫の瞳から1滴の雫が零れ落ちた。
「何で…こうなってしまったんですか…全部、自分が黙ってたのが悪いんですか?すみません…すみません謝る事しか出来なくて…」
姫の瞳から涙が溢れ出した。


