そう言って、PDは舞台から去った。





「お疲れ様、Princess Decoy」

「我久さん」


PDは静かに言った。


「コレで、今日の仕事は終わりよ!あとは、自由にしていいわ」

「また学園祭を楽しめるって事ですか?」

「えぇ、そうよ!もう、元に戻っていいのよ」


我久は言いました。


「じゃあ、着替えてきます」


PDはそう言って、車に入った。





そこには、緑達もいた。


影からコソコソと見ていた。


「PDが着替えに車に入ったよ」


鳳明は小声で言った。


「じゃあ、車から出て来た奴がPDの正体って事になるのか?」


緑は小声で言った。


「そうなるね」


小鳥は小さな声で言った。


皆して、気付かれないように小声です。