緑は肝心の所を言わなかった。
「何ですか!気になりますよ」
姫は言った。
「言わねー!絶対、言わねー!」
「教えて下さいよ」
「あっ、お化け」
緑は言いました。
「ぎゃぁぁあ」
驚き叫ぶ姫。
「冗談だって!嘘だよ!嘘」
「…嘘?自分…凄く怖かったのに…」
姫の目は潤み出して、涙を流した。
その涙を見て、緑は焦った。
「悪い!ふざけすぎた。だから、泣き止んでくれよ」
緑は必死になって言った。
「ヒクッ…らって…怖くて…此処、本当にリアルで…」
どんどん涙がこぼれてくる。
緑はそんな姫を見て、頭をかいた。
「大丈夫、俺が護ってやるから!だから、安心しろ」
そう言って、緑が姫を抱きしめた。
「・・・新川!?」


