「バンドの練習もしないといけませんね」


姫は言いました。


「まっ、バンドの方はもう完璧だろ?」

「確かにそうですね。皆さん、覚えるのが早いですもんね」

「楽しみでんな!5人のバンド」


玖流は言いました。


「…夏川、本当のキャラを出してもいいんじゃないですか?」

「なっ、何いってんねん!ワテは元からこうでっせ」


玖流は慌てて言った。


「夏川は関西弁を話さないと思ってました」


姫は静かに言った。


「そんなワケないやないか!」

「それなら、いいんですけどね」


姫は言いました。


「衣装も届いてるな」


緑は言いました。


「執事服ってこんなのなんだ」

「凄いね、僕達こんなの着るんだ」


小鳥は言いました。


「今、着ますか?」


姫は言いました。