風が吹いた。


その風と共に、何か別の物も見えた。



パシッ



それを、見事に姫は掴んだ。


「…何ですかね?コレ」

「飛んできたって事は、ソレだろ」

「CDと歌詞ですね・・・聴いてみますか?」


姫は言いました。


「そうだな」


5人は、CDを聴く事にした。


そして、しばらくして聴き終わった。


「何だ、コレ。正確に、俺等の過去を捕らえてるじゃねーか」


緑は言いました。


「でも、心に響く気がしない?」

「これなら、聴いた人を夢中にさせられると思う」


鳳明と小鳥は言いました。


「じゃ、練習しないとな」


日向は言った。


「そうだな」