stage38 δ











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此処は、1-D。


バンドについて話をしているみたいです。


「新川がベース、秋津がギター、深栄がドラム、朔眞がキーボード…ですね」

「でも、まだどの曲をやるか決めてねーんだ」


緑は言いました。


「じゃあ、オリジナルを作りますか?」

「今からじゃ、間に合わないでしょ」


鳳明は言いました。


「…ですよね…」


溜め息をつく一同。


その時、窓から何か紙が入り込んできた。


その紙を、姫は掴んだ。


「何だ、その紙?」


「何でしょう…あっ、何か書いてあります」


姫は紙に書かれていた文を読んだ。