stage3 新川 緑






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「緑!今日も遅刻だね!」


鳳明は言いました。


「寝坊しちまってさ…さっき起きたんだ んっ?誰だお前」


緑は姫を見て言いました。


「本日付でこのクラスに入る事になった、桜 姫と申します」


姫は丁寧に言いました。


「あぁ、お前がか…随分と弱そうだな…期待外れだ」


緑は言いました。


「…期待…外れ?」

「もっと強そうな奴が入ってくると思って、ウチのクラスに入れるように言ったのに」


緑はガッカリした様に言いました。


「1つ訊いてもいいですか?貴方が、この学園の頂点に立っている人なんですか?」