stage34 出し物










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此処は、1-D。


皆は、学園祭で何をやるかを決めていた。


各クラスで、出し物を決めなければならないから。


「皆さん。学園祭で何かやりたい事はありますか」


姫は言いました。


如何やら、仕切っているのは姫のようです。


姫なら、誰も逆らえない…いや、逆らわないだろう。


緑でもいいのかも知れないが、そんな面倒な事を緑はしない。


先生なんて、教室にいないから。




「平凡に、喫茶店とかでいいんじゃねーか?」


緑は、机に足を乗せながら言った。


「喫茶店っと。他には何かありますか?」


姫は黒板に書いてから言った。