「でも、″行ってやるよ″はよくありませんね。私は、上から物事を言われるのが
大嫌いな何ですよ(黒笑」


真っ黒な笑みを浮かべて言いました。


流石の彗も、その笑みには脅えた。


「…行かせて頂きます」


彗は額に汗をかきながら言った。


「宜しい。明日から来てくれると嬉しいのですが…」

「明日は仕事ないから平気」

「楽しみにしていますよ。編入手続きはこちらがやって置きますから」


そう言い、学園長は何処かへ行ってしまった。


(青葉学園か…面白そう♪でも、学園長はちょっと怖いな…)


背筋が凍る彗。


(でも、自分の本当の色が見つかるかもしれないな)


彗の心は、晴々とした。