「…何で、右目が隠れてるんですか?」


「ん~…特に意味はないさ!何となくだヨ」


軽く言った。


「思ったんですけど、此処のクラスの人が問題児には見えないんですけど…」

「何でそう思ったの?」

「見た目は、皆さんこんなですけど 心は仲間思いな優しい人達に思えます」

「あっ!それ正解!皆、確かに仲間思いだよ!莫迦なほどにね!」

「鳳明。君だって、その中の1人ですよ」


誰かが言った。


「小鳥もね!」

「小鳥?」

「コイツの名前だよ!朔眞 小鳥」


その人はぐるぐる眼鏡の変な人。


「…どうも」


「宜しく!朔眞」


小鳥は顔をそむけてしまった。