stage32 鳥は翼を大きく広げる *+* 眼鏡をかけた一人の少年がいた。 「如何すれば…自由に生きられるかな」 少年はそう呟いた。 「そんなに自由に生きたいの?」 そんな少年に近付いてきた者がいた。 「鳳明…」 「自由って良いもんじゃねーぞ」 鳳明の後にはもう1人誰かいた。 「自由に生きてるから、そんな事が言えるんだよ…緑は」 「小鳥。俺は前まで自由じゃなかった」 「えっ…」 その言葉に、小鳥は驚いた。 ずっと自由に生きてきたと思っていた。