「…」 無言の姫。 「聞いてんのか!!」 「自分は、"オイ"などではなくて"桜"です。人に物事を訊く時は名前で呼んだらどうですか」 姫は言いました。 「新入りのくせに生意気だ!!」 殴りかかってきた。 「止まりなさい」 姫がそう言うと殴ろうとした者が止まった。 何故止まってしまったかと言うと、その者は姫の目を見てしまったから。 姫の紫色の目は誰もが脅えるような鬼迫があった。