「猫沢藍瑠」


ハッキリと答えた。


「なっ!?有栖川の…」

「答えたんだから、教えてよ」


青葉の生徒はしゃがみ込んでしまった。


「答えたのに、教えてくれないし」

「仕方ねー、勝手に探すか」

「そうだね!雷」


6人は、進んだ。



寮が騒がしくなった。


「何があったんですか?」

「何か、学園の生徒じゃないのが来てんだとよ」


緑は言いました。


「学園の生徒じゃない人?」

「誰かを探してるらしい」

「誰か?」


姫は首を傾げた。