そして、8年の時が過ぎた。


彼等は今、高校生になった。



「鳳明?何、ボーっとしてんだ」

「んっ?緑と初めて会った時の事を思い出してたんだ」


鳳明は笑顔で言った。


「もう、8年も前の事か…」

「懐かしいよね」

「今は、もう独りじゃないからな。仲間がいる」

「そうだね」





「新川!秋津!何、してるんですか?おいていきますよ!」


姫は言った。


「「今、行く」」


2人は、仲間の元に走った。