「芹。姫は僕のだよ!」


彗が現れて言った。


「誰だ…お前」

「色恋 彗だ」

「あの歌手と同じ名前?」

「だって、僕はその歌手だから」


彗は静かに言った。


「ハァ!?あの歌手って女だろ」

「僕は、女装しているだけだ!でも、此処ではこの格好」


彗はもう堂々と公表している。


女装で何が悪いって言っています。


「可愛いですよね。男の子なのに」


姫は笑顔で言った。


(((((君の方が可愛いでしょ)))))


皆、そう思っていた。



「生徒達。仲良くやっていますか?」

「学園長」


緑は言いました。


「仲良くやって下さいね。芹も、喧嘩とかは駄目ですよ(黒笑」


黒い笑みを浮かべて言った。


「「「「「はい…」」」」」



こうして、1-Dにまた愉快な仲間が増えた。

姫を奪い合う、敵がさらに増えたとも言えますが…