「うわっ///何するのさ」

「いいじゃん!別に」


ニコッと笑う太陽。


その笑顔につられて日向も笑った。


「やっぱり、日向には笑顔が似合うよ」

「そっちもね」


2人はお互いに笑い合った。



いつもの様に、2人は仲良く下校していた。


でも、太陽の様子がいつもと違った。


「…なぁ、今日さ変じゃない?」


日向は訊いた。


「へっ!?何で」


「あんま喋んないなって思っただけ。今日って何かの日だっけ?」


「…わかんないんだ」


太陽は呟いた。


「あぁ、わかんないよ」


開き直る日向。


「開き直ったね・・・まぁ、いいや!はい、コレ」


太陽は何かを渡した。


「…何コレ?」


「チョコ!今日は、バレンタインデーでしょ!」


「あっ、そうだったな!サンキュー」