stage21 眼鏡 +*+ 此処は、1-Dの教室。 いつもの様に、先生は逃げ出して授業はしていない。 「…今日も授業はなしですか」 姫は呟いた。 「桜は授業をしたいのか?」 「だって、テストとかがあるでしょう」 「桜。緑は凄いんだよ!いつも、首席」 鳳明は言いました。 「頭がいいんですね」 「桜だって、有栖川の生徒だったんだから頭はいいだろ」 「自分は首席じゃありませんでしたし…いつも、1番は藍瑠でした」 「猫沢藍瑠か…強くて頭もいいのかよ」 緑はボソッと呟いた。