落ちたのに、痛くない。


目を開けると、目の前には緑がいた。


「だから、危ないって言っただろ」


落ちて来た姫を受け止めたのは緑でした。


「すみません…新川」


謝る姫。


流石にもう、目が覚めたらしい。


「いいって別に、早く顔洗ってきたらどうだ?」

「はい!そうします」


姫は洗面所に向った。


部屋には、洗面所とシャワーがついています。


「あそこまで、寝ぼけるとは…」

「驚きだよね」


2人は言った。



「姫の別の一面が見れた♪」


突然、彗が現れた。


「彗。いつの間に」

「教えない!それに、2人だって別の一面が見て照れたでしょ」


ニヤッと笑う彗。


「お前…本当に性格悪いな」

「それは、どうも」

「褒めてないでしょ」