如何やら、完璧に恋してしまったようです。


「気付いた時は驚きましたよ。男の子なのに、こんなに可愛いなんて」

「何言ってんの?姫だって、男なのに可愛いじゃん」


彗はハッキリと言った。


「色恋。何、男に可愛いとか言ってんだ」

「別にいいじゃん。だから、色恋は止めろって」


騒ぐ、1-Dの連中。


「何を言ってるんですか?皆さん。自分は女ですよ」


姫はさらっと言った。


「「「「「ハッ!?」」」」」


皆は同時に言った。



「だから、自分は女です」