PDは笑顔で手を差し出した。


4人は、無事PDと握手する事が出来た。


「マジで、嬉しいや」


緑は笑顔で言った。


「…貴方、そんな風に笑えるんですね」

「えっ?」

「笑うようなイメージがなかったから…」

「俺が笑える様になったのは、PDのおかげだ」


緑はハッキリとそう言った。


その言葉にPDは驚いた。


「私の…おかげ?」


首を傾げるPD。


「そうだ。PDの歌で俺は再び笑う事が出来たんだ」

「緑はずっと、笑ってくれなかったからね」


鳳明は静かに言った。