「ほんまに!彗ちゃんなん!」


玖流はいつものように、慣れ慣れしく言う。


「「本物は結構、小さいんだ」」


ソヨとソラは彗の身長を見て呟いた。


いつも息ピッタリに喋る2人。


「桜よりも、小さいね」


鳳明はサラッと笑顔で言いました。


「桜?誰なのソイツ」


急に口調が変わった。


「1週間前にウチのクラスに転入して来た奴や」

「その人は何処に」

「あっ、自分は此処です。桜 姫って言います。宜しくお願いします。色恋」


姫は笑顔で言った。