「何でそんな事を知ってんの?僕だって知らなかったのに」


鳳明は言いました。


「「さっき、職員室の前を通ったら話し声がしたんだ」」

「盗み聞き…ですか」


姫は呟いた。


「「それで、中を覗いたらロングヘアーの金髪の子がいたんだ!」」

「覗くって…」


姫は溜め息をついた。


そんな風に、話をしていると教室のドアが開かれた。





先生の後ろには、確かに金髪の子がいた。