「そんなに騒ぐ事か?」


緑は冷静に言った。


「大変なのは、そいつが女子って事だよ」

「しかも、金髪」




「「「「「「女子!?」」」」」


皆は同時に言った。


「女子!?マジでっか!」


玖流は嬉しそうに声を出す。


「学園初の女子だ!」


誰かが叫んだ。


(自分も女子なんですけど…)


姫はそう思っていた。


けど、何も言わないでいた。