stage15 金髪の子 +*+ 青葉学園、1-Dの教室。 「なぁ、知ってるか。彗星の如く現れた新人歌手」 「知ってる!知ってる!色恋 彗やろ」 教室はこの話題で持ちきりでした。 「色恋 彗?」 姫は首を傾げた。 それを見て、鳳明が近付いてきた。 「知らないの?PDに続く人気歌手だよ!最近、急に現れたんだ」 普通に喋っている。 確か、骨折していたはずなのに。 姫は疑問に思った。