姫はたんたんと2人の止血を済ませた。


「はい、終わりましたよ」

「さ…サンキュー」

「いえいえ」

「上手いね!桜」


鳳明は言いました。


「それと、2人共後で病院に行く事!2人共骨折してるんですから」


姫はビシッと指差して言った。


「「…はい」」

「いい返事ですね!自分は疲れたので…もう寝ます…」


姫はふらふらと歩き、自分の部屋に戻った。




「テキパキしてんな…桜」


「でもさ、相当必死だったんだよね!あんなに、疲れてるって事は」


緑達は黙り込んだ。


「生徒達。また、喧嘩をしたと聞きましたけど」


そこに、学園長がやって来た。