stage14 帰還









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姫達は寮に着いた。


姫達が帰って来たのを見ると、皆が駆け寄ってきた。


「「緑!鳳明!大丈夫か!」」


傷ついている仲間を見て、ソヨとソラが叫んだ。


「平気だ…ちょっと骨を…折られたぐらい」

「ヤバイな…意識が朦朧としてきた…」


鳳明は言いました。


「血が大量に出てますからね。早く、止血しておかないといけませんね」


姫は言いました。


「ひーちゃん!急に消えちゃったから心配したんだよ。まさか、助けに行ってるとは思わなかったけど…場所が分かったの?」


凪斗は言いました。


「仲間を助けるのは当然ですよ!それに、自分は何もしてませんよ。相手のボスさんに″返してください″って言っただけです」

「凄いね~vひーちゃんは」


凪斗は言いました。


「凄くないですよ。それより、早く止血しないと新川と秋津が死にますよ」


姫は言いました。


「「俺達、包帯持ってくる」」

「余分に包帯を…持ってきて」


鳳明は言いました。