stage13 救世主









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ドアを開けたのは、姫だった。


「桜…何で…来た」


緑は傷ついた体で無理して喋った。


「帰りが遅かったからですよ」

「じゃあ…何で場所が…わかったんだ」

「勘…ですかね」


姫は言いました。


「オイ!誰だお前は!!コイツの仲間か」


蘭紅は叫んだ。


「教える必要は…ありませんよ」


姫はニコッと笑顔で言いました。