私達は部屋に荷物を置いて海に行くことにした。 海まですぐだった。 水着の上にパーカーとスカート。 「冴子。元気ないけど、疲れちゃった?」 下ばっかり見て歩いてる私を見て心配そうに美里が聞いて来た。 「えっ?!大丈夫、大丈夫!海、楽しみだねっ!」 必死に笑顔を作って言った。