バンッ! 勢いよく倉庫のドアを開けると、そこには数人の男が立っていた。 「ちょっと待て。そんな簡単には中に入らせないぞ‥?」 いきなり殴りかかってきた。 「ふざけんなッ!!!」 「一樹!ここは俺たちに任せて、お前は先に行け!」 「分かった!」 聡も誠人も俺ほどではないけど、ケンカが強かった。 だから、二人に任せて俺は冴子の所に走った。 ここか‥? ドアがあり、中の明かりがついている。 ギー‥ ドアを開けるとそこには‥‥‥ 「冴子‥?」