「トモっっ!!いる?」 そう言って勢いよく体育館の扉を開ける。 トモはいつも早く来てひとりで練習してるから、今なら会えるかなぁって思ってたから。 でも、そこで見たのは、 トモが女の子とキスしてるところだった。 トモ...? 何で? どうして? 30秒ぐらい、もしかしたらもっと長い間、アタシは呆然と立ち尽くしたままだった。