低いトーンで凉司は話し出した 「みんな…昨日おじさんに頼んでみたんだけどさ…」 やっぱりダメかとみんな俯いた 「OKだって!8月の6日7日なら自由に使っていいって!」 ダメだと思っていたあたし達は 口を開けてただ凉司を見ていた 「なんだよその顔。嬉しくないのか?」 凉司はしてやったりって顔で笑っていた