いつもどおりの教室。 いつもどおりの皆。 なのに、こんなにも輝いて見えるのはなぜでしょう? 「えっちゃん、なんかあったの?」 「え?なんで?」 「『いいことありました。』って顔に書いてある。」 「そりゃあ、だって・・・」 「なに?」 咲の顔が近づいた。 「ヨリ戻ったもん。」 「・・・・・・・・・・・・」 数秒後。 この教室には、凄まじい絶叫が響き渡った。 .