途端に執事が飛んできた。

「お姫様。
勉強を続けて下さい。」

「うるさいっ、どけ!!」

私は執事を突き飛ばし
駆け出した。



前から思っていたのだ。
ここは窮屈で仕方がない。


頭が変になったら
どうしてくれようか。


私は裏口から
そっと抜け出した。